menu

金継ぎ

割れや欠け、ひび割れなどの陶磁器の破損部分を漆で接着し、接着部分に金や銀などの金属粉で装飾して仕上げる日本古来の修復技法である。漆で接着すると継いだ部分に黒い漆の跡が残るので、それを隠すために金粉や銀分を使い、割れたマイナス部分に新たな美を作り出します。

  • _金継ぎに必要な材料

    チュウブ入り漆 生漆小38g/筆・ヘラ /サンドペーパー /ゴム手袋 /金粉を蒔く用の漆 20g/温かいご飯/木粉/テレピン油 /本金粉 1g

  • 1. 割れた陶磁器の接着

    割れてしまった陶磁器は糊漆(のりうるし)で接着します。

  • 2. 糊漆の作り方

    温かいご飯(30粒程)、同量の生漆、砥の粉と小さなヘラを用意します。①柔らかいご飯粒をヘラでつぶしながら滑らかにし、粘りが出るまでよく練ります。②出来上がった糊と同量位の生漆を加えて、またよく練ります。③少量の水練りした砥の粉を加えて硬さを調節します。

  • 3. 糊漆での接着

    接着剤となる糊漆を陶磁器の断面に均一に塗布し、破片を接着していきます。

  • 4. 接着後の固定

    接着面が剥がれないように輪ゴムやセロテープ等で工夫しながら固定し、乾かします。 糊漆は乾燥に時間がかかるので、1週間位はそのままにしておきます。

  • 5. はみ出た糊漆を削る

    糊漆が完全に乾いているのを確認しながら、はみ出た糊漆を金ベラで削り取ります。

  • 6. 削り後の研ぎ

    糊の部分をサンドペーパーで周りに傷が付かない様に研いで滑らかにします。欠けや穴があるときは錆漆で穴埋めします。

  • 7. 蒔絵で加飾

    継ぎ目に沿って漆を塗り、塗った漆の上に金粉巻き、のせていきます。

  • 8. 仕上げ

    乾燥後に再びサンドペーパーで磨き、最後に色漆や金で加飾した部分に、拭き漆で艶を出して完成です。

ページトップへ

  • facebook
  • Instagram

〒916-1223
福井県 鯖江市 片山町 3-53
TEL:0778-65-0009
FAX:0778-65-2340
MAIL:

COPYRIGHT © SEKISAKA SHIKKI ALL RIGHTS RESERVED.